砂の下の水脈

  • 深井結己

  • 竹書房

ある日目覚めた絹一郎は、おのれの声の、おのれの肉体の、突然の変化に恐れ戦いた。自分が子供で、まだ小学生のはず…なのに、これじゃまるで高校生の基哉くんみたいじゃないか?一体なにが……「やっと目覚めましたね?」遙かに大人びた基哉がいた。限りない愛しさと、しかし同時に底なしの悲しみをその虚ろな瞳に湛えて…。絶望的な宿命の中、それでも互いを求めあうふたつの魂の軌跡をミステリアスかつエモーショナルに描く表題長編他、鋭利なナイフの如き光芒を放つ愛と情念の傑作を収録!!

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