死者の足音

  • 坂口みく

  • グループH

海に沈んだ町で起こる殺人事件。毒に犯された鬼は復讐を誓い――町を襲った大地震から5年。歯科大生の桜井ひとみは複雑な思いを抱き、地元に帰ってきた。懐かしい友人との再会に盛り上がる会話、すると突如――ねえ聞いた?医者の幽霊の話…という話題になるが、ひとみは思わず、「私は父の遺体をこの目で確認しました!」と声を荒げてしまう。それは、町の医者はひとみの父・駿、ただ一人だったからだ…。津波に流され亡くなった父、母、姉、弟を思い出し、改めて天涯孤独となったことを実感するひとみの元に、山吹という男が訪ねてきた。最近起きた転落事故を捜査中の刑事だという山吹から、「転落死した人物は、あなたのお父さんの幽霊に怯えていたようです」と告げられ…思いもよらない復讐劇が静かに幕を開ける!!

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