波乗りの詩―彼女が風に吹かれた場合―

  • 阿部ゆたか

  • ぶんか社

ある冬の真夜中に、海辺を通りすがった美保の目に飛び込んできたのは、月にシルエットを写しだし、まるでプロモーションビデオのようなワンシーン。何もかも凍りつくほどのこの空間の中で、ウインドサーフィンで飛ぶ彼の姿だけが、美保の胸には焼けつくほどに残り、焦がれていく――。阿部ゆたかが描く、少年少女たちの青春の記録……。

コインが不足しています。購入しますか?

coin 所持