キングロボ

  • 桑田次郎

  • グループ・ゼロ

連続テレビアニメが誕生した1963年、日本中の子どもたちが「鉄腕アトム」「鉄人28号」の活躍に胸を踊らせていた頃。「8マン」の作者である桑田次郎は、もう一つのスーパーロボットコミックを描いていた。それが『キングロボ』である。超スピードで地を駆ける8マンに対し、キングロボは背中やベルトのロケットで宙を自在に飛び回る。画期的なのは機に応じて身体を離れ、超小型ジェット機に変形する両腕や、特殊ドリルとなって硬い岩盤さえうがつ両足だ。等身大ながら、後の変形合体ロボットの先駆けといってもいい。8マンと決定的に違うのは、電子頭脳によって自らの意志を持つのではなく、ガス状の宇宙人が乗り移ることで動く点だ。現代風の言い方をすれば、キング星人が戦うために装着するモビルスーツである。そのため、キング星人は戦闘タイプ(キングロボ)と人間型の2つのロボットを使い分けている。ファンのほとんどが口を揃えて、8マンと並ぶロボット漫画の傑作と評する名作。作品のタイトルは連載雑誌そのものを象徴している。当時の掲載原稿を完全収録!!『少年キング』1963年第11号~1964年第28号、『別冊少年キング』(共に少年画報社) 1966年2月号、4月号、9月号連載。

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