作品を投稿する

公式作家インタビュー

双又翔

「ナンバカ」双又翔さん

読者のみなさんに共感してもらえる作品を描きたい

本格的なマンガの創作活動を始めたのは高校時代。最初は落書き程度でしたが、徐々に二次創作の同人誌を作ってイベントなどで販売するようになりました。オリジナル作品を描き始めたのはここ1・2年で、『ナンバカ』は、オリジナルとしてはまだ2作目です。

『ナンバカ』は刑務所を舞台にしています。刑務所が舞台の映画やマンガは多いのですが、シリアスに描いたものが多く、脱獄をストーリーに取り入れるものも少なくありません。でも私は、「刑務所が楽しい場所だったら、脱獄しなくても良いのでは?」と思ったのです。それが『ナンバカ』誕生のきっかけでした。そして、その刑務所に収容されている人たちは、「働きたくないから出所したくない」というくらいダメな人間を描こうと思いました。リアルの実際はわからないのですが、フィクションとして私がイメージするここだったら出所しなくても良いだろう、そんな理想が『ナンバカ』なんです。だから、どんなことをしていても楽しくて、おもしろくて、そんなところだったら良いなと思いながら描いています。

ストーリーは刑務所の実情や行事などをもとに、それらをどう作品にとりいれると囚人たちに楽しく過ごしてもらえるかを考えています。ストーリーが大体決まったら、ネームを手書きで描きます。ここで描いたものはボツになるものもあれば、さらに新しいページを加えて発展させていくこともあります。描いては消してを何度も繰り返し、納得できるものに仕上げていきます。だから、完成した作品が、初稿のネームとはまったく違うものになることもあるんです。ネームが納得できるものになったら、今度は別の紙に絵を描いていきます。これらをつなげcomicoの編集スタッフの方にお送りしてチェックいただいています。comicoではネームの提出は必須ではありませんが、私は第三者の意見を参考にしたいので、事前に必ずネームを見ていただくようにしています。自分の描きたいことを表現するのも良いのですが、仕事である以上は、読者のみなさんに共感していただく作品を作っていくことがもっとも重要だと考えているのです。

comicoで連載を開始して良かったことは、comicoを通してたくさんの人が自分の作品を見てくださることです。「絵が好きです」「こういう作品が読みたかったです」などの声をいただくと本当にうれしいですし、もっと頑張ろうという気持ちになります。また、スマートコミックとしてカラーで描くことができとても楽しいです。作品を描くとき、私はキャラクターとストーリーに特にこだわっているのですが、『ナンバカ』を始めてからたくさんの方に「色がきれい」と仰っていただき、自分の作品の特徴は、色だということに気づきました。こうして新たな発見ができたことも、comicoで描いていて良かったことですね。

Nab_At

「ピアシェーヴォレ!~piacevole~」Nab_Atさん

おいしいものを食べる幸せを描きたい

連載中の『ピアシェーヴォレ!~piacevole~』は、イタリア料理店を舞台にした女子高生 七瀬萌里菜の成長物語です。私は料理が好きで、ずっと料理マンガを描きたいと考えていました。今料理を習っているのですが、先生が洋食のシェフで、かつ和洋中何でもできるのですが、イタリアンの話が特におもしろかったので、これをネタにしたいと思っていました。もともとは私も主人公の萌里菜と同じで、ただレシピどおりに作ればいいと思っていたのです。でも先生から「そうではないんだよ」ということを教わって。その経験をそのままストーリーに取り入れました。だから萌里菜は私自身であり、萌里菜と一緒に成長していることを実感しています。

現在アニメーターとして活動しながら、comicoに作品を連載しています。もともと小さい頃から、アニメもマンガも大好きで、絵を描く仕事に就きたいと思っていました。その中でたくさんの方に気軽に見てもらえるのはアニメと思い、アニメーターを目指しました。お休みがほとんどないのでは?とよく言われますが、みなさんが思っているほど大変ではないんですよ。絵を描くことは大好きで、好きだから続けていることなので。

私が子どもの頃は、マンガは本屋で買って読むものでしたが、TVアニメは無料で見ることができ、テレビをつければ向こうからやって来るというイメージがありました。comicoの無料で気軽に読めるというところは、私がアニメーターを目指した理由とまったく同じだったので、その時、マンガを描いた経験はないのですが、「チャレンジしたい!」と思いました。テレビをつけるだけでアニメを見られるように、スマートフォンやPCからアクセスするだけで、私の作品を読者のみなさんに届けることができるのは、とても嬉しいです。

仕事をしていて楽しいと感じるのは、作品にこめた思いが伝わったときですね。自分が精一杯表現したことをわかってもらえるとやっぱりうれしいです。今後もやはり『ピアシェーヴォレ!~piacevole~』に力を入れてきたいですね。マンガを描いてみたいと思っていたら、ご縁があってcomicoで描かせていただけることになりましたが、これはまだ最初の一歩にすぎません。これからも漫画家としてもっと成長していければと思います。

黒曜燐

「ネト充のススメ」黒曜燐さん

読者が楽しみに待っていてくれることがいちばんうれしい

現在、イラストレーターとWeb漫画家として活動しています。『ネト充のススメ』を描く前はマンガは趣味で書く程度で、コンテストに応募したことすらありませんでした。1つの作品をこんなに長く描き続けているのはこれが初めてです。自分でもここまで続いていることに驚いています。

『ネト充のススメ』は、平均して1話に5日くらいかけています。ストーリーの結末はすでに決まっているのですが、結末にいくまでの各話は都度考えています。とはいっても1話ずつ考えるのではなく、何話かまとめて作成しています。3話先でこういう話を描きたいから、その前の1、2話では前提条件となることを全部描き、伏線を積み重ねおくようにしています。

今いちばん大変なのは、ネームですね。私は他の作家さんとは違い、手書きでプロットを組んでおらず、すべてデジタルで行なっています。だから、ネームは下絵も兼ねていて、ここで引いた線をもとにきれいな絵を描いています。ネームを切りながら描いたら読むを繰り返し、そこで「つまらない」と感じたら全部捨てて描き直しています。途中まで描いたものがつまらなかったら、その先が面白くなることはないですからね。

『ネト充のススメ』は毎週水曜日に新作がアップされます。読者のみなさんに「やっと水曜が来た」「いちばん楽しみ」と仰っていただけることが何より嬉しいです。0時を過ぎると連載の新作が順番にアップされていきますが、リロードを繰り返して、『ネト充のススメ』が更新されるのを待っていてくださる方がいらっしゃるんです。また、Twitterにリプライで感想をいただけるだけでも嬉しいのに、作品の下のコメント欄にも同じ感想を書いてくださる方もいます。そのほうが作家さんにとって良いからって。こんなステキなみなさんに出会えて、comicoに参加して本当に良かったと思っています。

あなたもcomicoで漫画家デビュー さあ、comicoに投稿しよう!

作品を投稿する(無料会員登録)

チャレンジ作品を見る