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葵ノ朏(あおいのみかづき)

第3話 朏村討浪傳 其ノ三拾一

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葵ノ朏(あおいのみかづき)

江戸末期を舞台とした時々お気楽時々丁々発止の自由形時代劇。
真面目にふざけたっていいじゃない。

第3話 朏村討浪傳 其ノ三拾一

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作家コメント

言葉の歴史につきましてちょっとした豆知識をご紹介いたします。
よくビジネスシーンなどで使われる「お疲れ様」と「ご苦労様」の違いについてですが、皆様はどのような使い分けをしているでしょうか。
現代においてビジネスマナー上では「お疲れ様」が謙虚な使い方で、「ご苦労様」が上から目線という扱いになっています。
江戸時代では、ねぎらいの言葉は一律「ご苦労様」というのが一般的で、「お疲れ様」は藝界や水商売の世界で使われていた言葉なのです。なので、一般人には「ご苦労様です」、芸人さんに対しては「お疲れ様です」が本来の正しい使い方といえます。
また、「させていただく」の発祥は江戸時代の上方商人発祥の言葉で、浄土真宗の教義「阿弥陀如来という絶対他力に生かして頂いている」が由来だそうです。つまり相手の恩恵ありきで成立する商人用の言葉で、江戸の商人や武士にはあまり縁のない言葉でした。

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