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いわさきゆきこ

今回万次郎さんが作中で語ったエピソードは「漂洋瑣談(ひょうようさだん)」に書かれていたものです。この話の続きですが、船長はフィリピンの米国領事館に預けて新たに船長を決めようという事になりました。船員みんなで投票を行ったところ、29歳のエーキン一等航海士と同率一位でジョン万次郎(当時21歳)が選ばれました。若くして皆の信用を得る存在となったことを印象付けるエピソードでもあります。結局年齢の事もあり、船長はエーキン一等航海士が務める事になり、ジョン万次郎は副船長兼一等航海士となりました。
漂流民として有名なジョン万次郎ですが、やはり同様に船で遭難してアメリカに渡ったジョセフ彦、アリューシャン列島からロシアに渡った大黒屋光太夫、そしてジョン万次郎よりも前にアメリカに渡りシンガポールに定住した音吉など、船で遭難して外国を経験をした日本人は他にもおりました。彼らの人生もまた非常に波乱万丈なものでした。

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