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いわさきゆきこ

池波正太郎の「鬼平犯科帳」でお馴染みの火付盗賊改(ひつけとうぞくあらため)…略して火盗改(かとうあらため)とも呼ばれております。
火付盗賊改は町奉行とは別の独立した犯罪取締役で、その権限の強さは漫画の冒頭で申し上げました通りです。同様の権限を持つ組織としては八州廻り(関東取締出役)が後に組織されますが、2つの組織は、火盗改は警察的支配の強化に重点を置き、八州廻りは経済統制に重要な役割を果たすという違いがありました。
また、火盗改は加役(かやく)ともよばれておりました。これは本来の役職がある人が兼任で火盗改の職務に就いていたので、付け加える役職ということで「加役」という意味です。(のちにこの役職が専任になるのは1862年の事)2つの役職をこなす訳ですから当然体力的にもきついので、大体2、3年でお役御免となるところ、かの長谷川平蔵は何と8年間もこの役職を勤め上げました。

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