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いわさきゆきこ

漫画の中で「道ぎり」というものが出てきますが、このように異世界の住人を寄せ付けない様に様々な工夫がされておりました。そんな中で極めて身近にある魔除けのおまじないというのがありまして、たぶん昭和生まれくらいの世代の方でないとご存知ないかもしれませんが、指を交差する仕草(「妖怪バスター スカンクガール」の凛華ちゃんのアレです)で通称「エンガチョ」と言われておりました。この「交差」させることが魔除けになると昔は信じられており、この仕草は平安末期から存在していたそうで、当時の絵巻物などにもその様な仕草をしている人物が見受けられます。他にも、霊柩車や葬式の列に遭遇した時に親指を隠す、というのも魔除けの一種で、親指の爪の付け根から魂が出入りすると信じられていたため、魂が連れて行かれぬ様に親指を隠して手を握るのだとか。これは武士に主に信じられていた考えで、武士は表を歩く際に必ず親指を隠したそうです。

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