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いわさきゆきこ

長らくお付き合い頂きました吉原編も今回を含め、あと(多分)四回で終りますので、どうぞ最後まで宜しくお願い致します。さて今回は遊女さんの衣装について。作中ではかなり省略しておりますが、本来の着こなしとしては、長襦袢2枚に小袖を3枚、さらに打掛2枚の合計7枚。ちなみにこの格好は夏仕様で、冬には打掛や小袖が増えて12枚くらいになったということです。
また髪型は左右に三本の簪(かんざし)を挿し、これにさらに真ん中に簪を一本挿し、てっぺんに櫛(くし)を一枚さすのが江戸後期のスタンダードな装飾だったといわれております。ランクの高い遊女になりますと、さらに櫛と簪が追加されて豪華になります。
ちなみに歌舞伎などで着られる花魁の衣装は総重量40キロと言われておりますから、当時の遊女さんも花魁道中などでは数十キロの衣装を着ていたと思うと、遊女と言う職業は、格好からして「過酷」な職業だったということですね。

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