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いわさきゆきこ

吉原編はその32くらいで終らせようと思っておりますので、もう暫くこの騒動にお付き合いくださいませ。
さて青江さんは旗本の三男坊という設定ですが、武家において男子が2人以上産まれると、長男は家の跡継ぎとして歓迎されますが、それ以外は「厄介者」扱いされます。又の名を「部屋住み」、「冷や飯食い」などとも呼ばれ、現代ならニートとか呼ばれておりますね。
彼らが目指すべきはまず「独立」。藩のお偉いさんの目にとまって雇ってもらい、自分の家を持つ事。しかしながら競争率が高く、滅多にかなうものではありませんでした。その次の望みは「婿養子」。男子のいない家に婿入りする訳ですね。こちらもそう簡単ではなく、よほどいい家の男子以外は縁がありません。そうなると高禄(高収入)の武家に用人として雇ってもらうくらいしかありません。それでも職に就けないと、犯罪に走ったりする者もでてきたそうです。

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