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いわさきゆきこ

さて遊女大安売りのお話をしましたが、そもそも吉原ってどのくらいのお金が動く世界だったんでしょうか。当時のお金を現代価格に直すのは結構複雑なので、ここではざっくりと金一両あたり10万円と考えてください。また価格はあくまで一例で、見世や時代によって異なります。
まず最上級ランクの遊女さんを呼ぶと、昼は金一両一分、夜は金三分ほど。これに食事や芸人を呼んだり、引手茶屋や船宿といった案内所を利用すると、総じて一回あたり10両ぐらいは余裕でかかりました。ちなみに女の子が吉原に売られる時の価格が5両から15両、見世に買われる時の価格が50両と、仲介業者のぼったくりぶりが伺えます。身請けされる時の金額はその遊女さんの借金と年季明け(27歳)までに稼ぐであろう分までの金額を要求されるので、およそ300両~500両、時には1000両なんてのもあったと言いますから、現代で言えば、野球選手の年俸と良い勝負ですね。

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