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いわさきゆきこ

虎鉄くんが漢字が読めないのは馬鹿だからじゃないですよ…ただ単に学校に行ってないだけです。よく一般的に江戸時代の識字率は9割ぐらいあったと言われておりますが、これは江戸市中限定のお話で、実際は地方の農村地域などでは子供は貴重な労働力であった為、学校に行かない子供が多く、識字率はおよそ2~5割程度であったとか。登場人物で言うと万次郎さんも漂流する14歳まで学校に行った事がありません。江戸時代の学校の呼び名で皆さんがよくご存知なのは「寺子屋(てらこや)」という名称だと思いますが、これは上方での呼び方で、江戸では一般的に「手習指南所(てならいしなんじょ)」と呼ばれておりました。入学時期は数え年で7~8歳の2月に入門し、3~5年間ぐらい通います。教える内容は、ひらがなの読み書きからはじまって、数字、地名、手紙の書き方、商売に使う用語、算盤、礼儀作法など、実践的な内容でした。

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