みんなの応援

♥ 5,029

いわさきゆきこ

ようやく役者が揃いましたので、今更ながら吉原という場所のしくみについてざっくりとしたご説明をば。吉原は元吉原と新吉原がございまして、明暦の大火(1657年)で焼ける前の吉原を元吉原。焼けた後、場所を移転して新たに作られたのが新吉原なのですが、一般的には吉原と言えば新吉原の事を指します。この吉原は現在の台東区千束あたりにありました。その広さは東京ドームの1.6倍(約79,000平方メートル)、この中に遊女や従業員あわせて約1万人が住んでいたと言われております。基本男性客のみが出入りできる場所ですが、例外として女芸人などは手形があれば出入りできました。吉原の周囲は、遊女の逃亡を阻むように「お歯黒どぶ」とよばれる3メートルほどの堀がありました。唯一の出入り口である大門の横には面番所(現在で言う所の派出所)と四郎兵衛会所(吉原の自警団)があり、常に出入りする人間を監視しておりました。(続く)

この作品が気に入ったら読者になろう!

この作品へのコメント投稿は終了しました。

次の話

関連お知らせ