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古本ゆうや

コバルトブルー、高級絵の具であるがゆえにもったいなくて使えなかった…これも僕の学生時代の経験がほぼそのままエピソードになっています。大事なモノほど使わずにとっておきたくなる気持ち、大なり小なり誰しも持っていると思いますが、「モノ」にとってそれは幸せなことなのでしょうか?ましてそれがブルーたちのように意思を持って生きていたら…。モノとは本来の役割があるからこそ存在する意義があると僕は思っています。カラペの世界の絵の具たちも、ブルーのように生きている証を残したいがために、持ち主に使ってもらいたいと願っている者もいます。ですが、何色を使うかは描き手が決めること。そこに絵の具の意思が介入することは本来できません。ただ、せっかく新たな色を手に入れたのなら高い安いなど関係なく、めいっぱい使って研究する…それこそが絵の具にとっても、描き手にとっても幸せなことなのではないでしょうか?僕はそう考えています。

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